アジア開発学生会議

ADYFとは？

私たちは、「支援する前にまず知る」を理念として掲げ、アジアの途上国を対象としたリサーチを行う学生団体です。現地の実情を知らずして行われる支援活動は、時として無駄に終わってしまいます。また、新しい世界を知るということは、「自分の手で何かを変えたい」というモチベーションや、何らかの自己変容に対する指針を与えてくれるものとなります。リサーチは学生だけの手で一から作り上げるため、方向性の決定から成果の共有まで全段階のマネジメントに携わるという点で、今後のアジアを担う人材が成長する場にもなると考えています。2020年で設立されて17年目となり、一定の歴史を持つ団体です。

1.研究会

ADYFの基本となる活動が、週一回の研究会です。 対象国について、自分たちの興味のある分野やホットな話題などをテーマに設定し、テーマごとに「分科会」というチームを作り、チーム内で深く掘り下げて文献調査などを行います。

2.現地調査

夏休みと春休みに、10日前後、実際に現地に行って調査を行ないます。 研究会や国内の有識者の方々への訪問を通して得られた成果をもとに、住民の方への聞き取り調査や、政府機関・企業・NGOなど現地で活動している組織・団体へのインタビューを行い、普段の研究をより現地の状態に根ざしたものへと発展させます。
※現地訪問の写真は、ホームページの「フォト」よりご覧ください。

3.外部との交流

研究会、国内訪問、そして現地調査を経て得られた成果をもとに、報告書を作成します。報告会にてテーマやリサーチ結果について議論するだけでなく、大学での講演会や学生団体主催のイベント、グローバルフェスタなどにて、リサーチ内容を発信しています。
※過去報告書は、ホームページの「活動履歴」よりご覧ください。